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約 1 分Aedifex Team

キッチンアイランドの寸法ガイド:通路、椅子、収納

アイランドキッチンのサイズを、通路幅、椅子の引きしろ、家電の扉、作業台、コンセント、収納から考えます。

キッチンアイランドは、うまく計画すれば作業台にも収納にもなります。ただし、サイズを見誤ると、見た目は良くても通路をふさぎ、家電の扉が開きにくく、料理中の動きが悪くなります。

天板や扉材、ペンダントライトを決める前に、まずは部屋の中で実際に使うものとして考えましょう。Aedifex でキッチン、収納、家電の扉、椅子、通路を描いて確認できます。

天板サイズより通路から考える

失敗しやすいのは、先に天板の大きさを決めてしまうことです。大切なのは、その周りにどれだけ動ける余白が残るかです。

確認したい点は次の通りです。

  • アイランドと壁付け収納の間を無理なく通れるか。
  • 食洗機、オーブン、引き出しを開けても人が動けるか。
  • 冷蔵庫、シンク、コンロの移動が遠回りにならないか。
  • スツールがキッチンの入口をふさがないか。

二人で料理をする家庭では、一人が引き出しを開けるたびにもう一人が避けるような配置は避けたいところです。

アイランドの役割を一つ決める

アイランドは、作業台、朝食カウンター、収納、シンク、コンロ、バー、家族の小物置き場など、いろいろな役割を持てます。ただし、狭いキッチンで全部を担わせると中途半端になります。

まず主な役割を決めます。

  • 作業台なら、シンク、ゴミ箱、冷蔵庫に近づける。
  • 座る場所なら、足元と椅子を引くスペースを確保する。
  • 収納なら、引き出しを開けやすくする。
  • 設備を入れるなら、給排水、換気、安全距離を先に確認する。

マンションのキッチンでは、シンプルな作業台兼収納の方が、シンクやコンロを載せるより使いやすいことも多いです。

椅子は思ったより場所を取る

カウンタースツールは、座面だけの寸法では足りません。天板の出、膝のスペース、椅子の脚、さらに後ろを人が通る余白まで必要です。

アイランドの後ろが壁、収納、ダイニングテーブルの場合は、椅子を引いた状態で確認します。しまっている時だけきれいでも、座るたびに通路がなくなるなら使いにくいです。

小さなキッチンでは、長辺にずらりと椅子を並べるより、短辺に一、二席だけ設ける方が動線を保ちやすくなります。

家電の扉を描き込む

食洗機の扉、オーブンの扉、冷蔵庫の扉、ゴミ箱の引き出しが開いた状態でも使えるかを確認します。図面には、扉が開く範囲も四角形として描き込むと分かりやすいです。

よくある問題は次のようなものです。

  • 食洗機の扉がシンク前の通路をふさぐ。
  • 冷蔵庫の扉がスツールに当たる。
  • オーブンを開けると人が動けなくなる。
  • ゴミ箱の引き出しが作業位置とぶつかる。

もともと狭いキッチンなら、アイランドではなく半島型、ワゴン、細いテーブルの方が合う場合もあります。

収納は作業内容に合わせる

アイランド収納は中心にある分、とても便利です。だからこそ、よく使うものを入れます。作業台なら包丁、まな板、ボウル、ゴミ袋。お菓子作りなら天板、スケール、粉類、コンセント。朝食カウンターならランチョンマットや充電器などです。

空いているからといって、年に数回しか使わないものを中心に置くと、せっかくの収納が生きません。

照明とコンセント

ペンダントライトは天板を照らしつつ、視線を邪魔しない高さにします。座る場所がある場合、向かい合った人の目線に照明が重ならないかも見ます。

コンセントは、ミキサー、ブレンダー、ノート PC、スマートフォン充電などで意外と使います。固定式のアイランドでは、後から増やしにくいので早めに決めます。

アイランドを置かない選択

すべてのキッチンにアイランドが必要なわけではありません。細いキッチン、角がきつい U 型、すぐ横にダイニングテーブルがある間取りでは、床を空けた方が使いやすいことがあります。

代わりに、壁につながる半島型、移動式ワゴン、下に収納のある細長いテーブル、奥行きのある壁付け収納なども検討できます。

3D で確認する

Aedifex でキッチンとアイランドを作り、次を確認します。

  1. 二人がすれ違えるか。
  2. 家電の扉を同時に開けられるか。
  3. 椅子を引いても入口をふさがないか。
  4. 冷蔵庫、シンク、作業台の流れが自然か。
  5. アイランドが機能を増やしているか、場所を埋めているだけか。

キッチン全体を考えるなら、Kitchen Designキッチンワークトライアングル も参考になります。